偶成日記

過ぎ行く日々の出来事を語ります

チェリースマイル号が跳ぶ

第35回東京ホースショーを見てきた。 飛越する馬は美しかった。

 

競走馬が極限のスピードで競馬場のターフを疾走する姿は美しい。 故障発生と隣り合わせの危うさもあって、その走る姿は見るものを惹き付ける。 もうひとつの美しさは障害を飛越する姿だと思う。 ライダーに導かれながら障害を飛び越えていく姿は美しいに違いない。そう思い、確かめたくてJRA馬事公苑へ足を運んだ。

 

東京都馬術連盟が主催する第35回東京ホースショーは 4月18日から20日まで開催。中日の19日の競技を観戦した。

 

馬術競技はメインアリーナで行われる

 

この日に見たのは障害飛越競技の「中障害」

中障害にも中障害Aとか中障害Bというランクがあって、難易度によって障害のバーの高さが変わる。 完走タイムと障害物の落下や反抗(馬が飛越を拒む)を総合して順位を決める。 

 

人馬が障害を飛越していく。 美しい。

無事に着地してくれるとホッとする。

 

馬の荒々しい息遣いが聞こえてくる。 

 

 

競技を見ていると結構な頻度でバーが落下する。

軽い素材なんだろうけど当たったら痛いだろうね。 

 

飛越する直前に馬が急ブレーキをかけてストップする場面が度々あった。

馬は神経質で臆病な動物だ。 障害を前にして怖くなったのか、飛ぶ気が失せたのか、ライダーに従いたくないのか、馬の気持ちは分からないけど「飛ぶのは嫌だね」という意思表示をする。 馬との意思疎通も馬術競技の一部なのでしょうね。

 

場内放送が流れていて、アナウンサーがライダーや馬名の紹介や競技の説明なんかをしてくれる。 馬の来歴紹介もあって、元競走馬(たぶん障害競走の)もいた。 

 

チェリースマイル号の競技が始まった

ライダーは徳山心美選手。 鹿毛のチェリースマイル号は耳がピンと立っていて賢そうだ。 実際のところ、ライダーの意図を理解して走り、曲がり、飛越するんだから賢いのは当たり前か。 美しい飛越を見せてもらいました。


違和感と言うか不思議と言うか新鮮に見えたのがライダーたちの騎乗姿勢

騎座(きざ)。鞍のまたがり方の上手下手で騎乗の差が出るらしい。 さらに驚くべきは下馬したあとの普段の姿勢や歩く姿も背筋がピンと伸びていること。  とにかく姿勢がいい。 自分の普段の姿勢とは雲泥の差。 


ちょっと、こう、あのキリっとした姿勢は見習う部分があるんじゃないだろうか。

それだけが気になって帰ってきた。